日本ではほとんど知られていない療法

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パニック障害かどうかを診断する方法とは?


パニック障害かどうかの診断方法は、単にパニック発作が起こったかどうかということだけではありません。「予期不安」、「広場恐怖」といった、パニック障害の症状も発症しているかどうか、発症していればその症状の経過はどうかという確認も重要とされています。また、発作の原因が薬や甲状腺機能亢進症、心臓や呼吸器など身体の異常で起こっていないかどうかを調べるために、身体の検査も行います。例えば、発作が起こった時に激しい胸の痛みを感じたという場合には、狭心症や心筋梗塞の疑いがないかを検査するのです。パニック障害は、以下のような問診を中心とした一定の基準に従った診断が行われます。
・発作時にどのような症状があるか
・初めて発作が起こったのはいつか
・最近の発作はいつ起こったか
・どのくらいの時間にわたって発作が続いていたか
・今までに発作を何回くらい経験しているか
・発作が起こってから今まで、どのような気持ちでいたか
・発作のきっかけ、原因として思い当たるものはあるか
・身のまわりで、最近、何か大きな変化や事件は起こらなかったか
・仕事の内容や人間関係など、日常生活でストレスを感じているものがあるか
パニック障害については、軽い症状のものから重い症状のものまで様々な症状があります。そのため、実際には広場恐怖を伴う慢性化したパニック障害と、広場恐怖を伴っていない軽度のパニック障害の二つに分けられる場合もあるのです。


病院では、パニック障害はどうやって治療するの?


パニック障害を克服するための治療法として、現在、多く用いられているものに薬物療法があります。これは、抗うつ薬を利用してパニック発作を抑えるようにする方法です。また、精神療法もパニック障害の克服には有効であると考えられています。この精神療法には、「認知行動療法」や「自律訓練法」などがあります。認知行動療法は、予期不安や広場恐怖の原因となっている場所や状況に徐々に慣らしていく、または、もし発作が起こっても大丈夫だと認識させる治療法です。例えば、電車に乗ることが恐怖だと感じている場合には、誰かに付き添ってもらい、一駅だけ乗ってみる。その状態に慣れて緊張感が無くなったようであれば、今度は二駅乗ってみるという具合に少しずつ訓練していきます。けれど、この認知行動療法は一歩間違えると、さらに症状を悪化させてしまう可能性もあるので、専門医の指導に従い、無理をしないで慎重に行う必要があります。自律訓練法は、どんな時でも常に心身をリラックスさせる方法を身に付ける治療方法です。睡眠不足などの乱れた生活習慣や精神的なストレスがあった場合には、心身ともリラックスさせることは困難になりますので、生活習慣を改善することも大切です。病院に通ってパニック障害を克服するなら、まずパニック障害に有効な薬を利用した薬物療法を行いながら、同時に心理的治療も進めていくことが効果的だと言えるでしょう。

 

パニック障害を自分で克服したい方には、精神科医本田昌毅さんの『パニック障害克服プログラム』をおすすめします。

 
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